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アニメ『屍鬼』BD売り上げ爆死を考察(創り手目線で)

なんでも、フジテレビノイタミナ枠アニメ『屍鬼』のBDセールスが600枚ちょっとしかなく、ぜんぜん売れてないという話しです。
ちらほらとみてるんだけど、けこう面白いアニメなのにな。
なんで売れてないんだろう。

【美琴ちゃん大勝利】ABが相変わらずの右肩下がりで屍鬼は大爆死
アルファルファモザイクより


私が物語りを創るうえでの哲学のひとつに「物語りは面白ければ必ず売れる」というのがあります。ありました。
(あくまで創り手としての哲学です)

宣伝マンや営業の人のインタビューなどで「面白いだけじゃ売れない。それ以上に宣伝や売り方を工夫しなきゃだめ」という発言をよく聞きます。
でも、自分のみてる作品では面白かったものは大抵売れてるし、「面白いだけじゃ売れない」と言ってても作品例をあげてなかったり、作品例をあげてても見たら面白くなかったというのも多く。

あーナウシカやラピュタは公開当時は売れてなかったのかな。
あの当時、アニメファンの間では宮崎作品は大メジャーで、映画館にナウシカ観にいってなかったらもぐり、てなくらいの勢いでしたから、売れてて当然と思っていたのですが、あとから知ると宮崎作品で黒字になったのは魔女の宅急便からで、ナウシカ・ラピュタは赤字だったんですと。
とはいいましても、その後ナウシカ・ラピュタはDVD売れまくり視聴率ありまくりですから売れてないとはいえない。

いや、「面白い作品が必ず売れるわけではない」というのが事実だとしても、「面白ければ必ずいつかは売れる」思って作品作りをしてないとやってられないというかモチベーションが上がらないというか…。

しかし「屍鬼」の売り上げをみると、やっぱ面白いだけじゃだめなのか、と…。
で、「屍鬼」がなぜ売れてないのか、を考察です。

面白いけど売れてない作品の考察って、実はクリエーターにとってものすごく参考になるんですけど、そういう考察した評論ってなかなかお目にかかれないのよね。
ぜひとも本職の評論家の人に本格的に書いて欲しいテーマです。

でもまぁ、あまり売り上げとか気にしての作品づくりってのもどうなのかな。
それも違う気もするしな。
まぁ一応…参考程度に。

「屍鬼」のストーリーですが、田舎を舞台にしたホラー・吸血鬼(ゾンビ)アニメです。
ある日やってきた怪しいお金持ちの家族に、村人住人が徐々に吸血鬼にされていく、といった物語りです。
よくあるストーリーといっちゃよくあるんですが、物語りの進め方や人物描写(主に脚本面で)がしっかりしているので、ぐいぐい引き込まれていきます。

で、まず思ったのがキャラデザインがストーリーに合ってない。
女性キャラはともかく、男のキャラデザインが永井豪先生の描くヒーロー漫画のキャラみたいで、しっかりしたつくりだけど地味目なストーリーには不向きなんではないかと。
これでだいぶ損してると思います。
私もはじめ見たときは、ひぐらしの劣化版と思っていましたもん。

絵的に見せ場がない。
ホラーな割にはホラー的な絵が少なすぎる。
一回だけ、屍鬼になった奥さんを解剖するシーンがありましたが、そういうB級ホラーマニアさんの需要を喚起するような、もっとグロなシーンを随所に用意してほしかったところです。
PTAから文句がくるような問題描写を入れないとだめです。

ひぐらしの場合、萌えキャラなのに一転すると狂気むき出しのおそろしい性格になるという、それが花(売り)ともなってましたけど、屍鬼の場合そういった花になるようなポイントがぜんぜんない。

あと、基本ストーリーは主人公の努力むなしく村人が非情に殺されていくだけ、というものなので、どうしても展開が遅くカタルシスもないので、アンハッピーストーリーに耐性のない人はフラストレーションたまりまくり、というのもマイナス要因かもしれず。
私はけっこうそういうのも好きなので、面白くみれてますが、アニメファンの中ではだめなのかもしれません。

でも、この基本ストーリーを代えて展開速くしてカタルシスもあるように作ってしまうと、そもそも屍鬼の世界観が崩れてしまうので、これはしょうがないのかなとも思います。

あとさー、このエントリーを書くにあたって「屍鬼」でググってみたんですけど、公式ページがぜんぜんヒットしないってどういうことよw
なんかの陰謀か?
ググってもみつかんないから、しょぼいアニメさんとこで検索してやっとみつかった次第。

屍鬼公式ページ
http://www.okiagari.net/index.html


(追記)
時間たって再び検索してみたら、ちゃんと公式ページがトップにくるようになってました。
あの検索結果はなんだったんだろう。
屍鬼DVD売り上げ関連サイトばっかり上の方にきてました。

COMMENT

売れるとは……

こんばんは~
色々感じたので、ちょっと長くなると思うんですが、書きます
この頃こういう事書く場を失ってるのでー

屍鬼作品の成り立ちとかは大体把握されてますよね?

ご存じなければ、ウイキペディアの屍鬼の欄でわかると思います

原作より、藤崎氏のコミックを原作としてアニメ化なんですよね

藤崎氏といえば、ほう神演技とか、
中国三大小説なんだけど、あの作風で、って言うのが、どうかと思うんだけど、そこが堅苦しくなくて良い
って部分もあるんですよね


それを考えると、次々人が死ぬ不景気な物語を、ああいう作風でやったほうが、息苦しくなくて良いかな、と思う部分もあります

マジで硬めに、シリアスな作家がやったら、救われないかなーと


それにしても、元々フジテレビはあのアニメが、ABみたいにバカ売れするコンテンツと思って製作してるのかなあ?という疑問もあります

元々、フジの深夜枠は必ずしもビジネス的に成功するわかりやすい作品を手がけてないところもあると思うんですよね


過去には、DTエイトロンとか、テクノライズとか、ギルガメッシュとか、ウルフズレインとか、獣王星とか、
放送中の時代から、どうなのかなあ?みたいな受けの悪い作品も作ってるんですよね

私自身、エイトロン、ギルガメッシュ、テクノライズ、あたりは、売れないだろうけど、自分には面白くて好き、というところはありました

それと同等な感じかなあと思ってみてます。


不健康だし、楽しい気分になる作品じゃないし、これが、コンテンツ化しても、見たいっていって、バカ売れするコンテンツだとは思えないんですよね


ある種、芸術表現の一環として、製作しているか


日本人のアニメオタクには当初から売れない

フランスあたりのインテリなアニメファンに買ってもらって、やっとビジネスとして成立するだろう、くらいで製作してるんだろうか?とか思ったりもしてます

結構いののさんって、不健康でマイナー指向じゃないですか?
メジャーで売れてて、まあ売れる理由はわかるけど、そんな面白いとは思ってないみたいなところなんじゃないのかなあとか。

自分自身、映画はクローネンバーグとかが好きなので、趣味趣向は、メジャーじゃないなあ、と思ってます。

そういう意味で、屍鬼好きだけど、売れねえだろうなーと思いながら見てました

長々語らせてもらいました~(´ω`)

RE: 

みぶさん、コメントありがとうございます。
屍鬼のことは実はあまり詳しくありませんです。
す、すみまへん(;´Д`)

ウィキぺギア読んでみました~。
エントリー書く前に読もうかと検索したんですが、わしが検索したときはなぜかまったくヒットしなかったの…('A`)
小説版はまたアニメとは違ったおもむきみたいですね。
サイレンはむつかしくて途中で投げちゃったけど面白かったので、それへの影響を与えたというのは、けこうすごいんだな~と思いました。

しかし漫画の発行部数110万部ですか。
すごい売れてり(゚ロ゚;)ギョェ
うーん、110万部もあるならアニメの売り上げももっとあっていいと思うんだけどもw

このエントリー、あとで読み返しても屍鬼の悪口みたいになっちゃって、申し訳なく、もっと違う書きかたしてもよかったかなと反省する次第であります。
いいわけみたいですが、けして屍鬼の悪口といいますか屍鬼アニメコンセプトに反対してることを書きたかったわけじゃないんです。
なんだかんだ言いましても面白いのは事実なので。
あえて悪いところをあげてみるならば、という所でして。
ごめんなさいm('A`)m
アニメファン層というより一般層をとりこみたいという、作品づくりはぜんぜんアリだと思います~。

うちの描いた同人誌(オリジナル健全同人誌の場合)、即売会で頒布(販売)していますと、パラ見してくれる一般参加者さんが買ってくれる場合と買ってくれない場合がありまして。
やっぱり買ってくれるとものすごく嬉しいし、買ってくれないとどこが悪かったんだろう、どこが面白くなかったんだろうと自分の不甲斐なさを痛感します。

本によっても、パラ見して買ってくれる率が違ったりしまして。
で、分析するわけです。
この差はどこからくるのだろうと。

「面白いけど売れない作品」、もしくは「面白くないけど(一見面白くなさそうだけど)売れてる作品」ってのは買ってくれる要素・買ってくれない要素を抽出しやすいんですね。
「面白くて売れてる作品」「面白くなくて売れてない作品」ってのは漠然としすぎてわかりずらいのです。

そゆ自分が次に描く漫画のネームチェックポイントをメモしとくという意味で、このエントリーをつらつらと書いてみた次第であります。
世界観とキャラクターは合っているだろうか?見せ場はあるだろうか?パラ見したとき見せ場が目に飛び込んでくるような構成になっているだろうか?などなど。

あまりそういうことばっかり気にして物語りをつくるというのもなんですけど、一応何かの指針にはなるかなと(^^;)
いや、やっぱり読んでくれた人から「面白かったと言われた」とか「買っていただいた」とかあると嬉しいですし(;´Д`)はぁはぁ

このエントリーを書くにあたってもうちょっと丁寧に書いた方がえがったかなと思ってます。
アニメ屍鬼をサンプルとして扱うのも失礼かとは思ったのですが…あうあう。

面白い話

どうもです~
特に怒ったりしているわけではないのでお気にせずです

まあどちらかといえば、発端元の記事の意識には気にかかるところはあるかな
とは思うんですけどね

屍鬼は大爆死って、売れなきゃ死ですかい?みたいな
作品作りもビジネスなんで作って売れなきゃ困るところもあるでしょうけど
売れ行き度外視の世界もあっていいんじゃないの?

というか、当初から、次々に人が死ぬだけの展開の物語が
売れる!とは思えませんし


自分自身初めから面白い、と食いついてたわけじゃなかったんですよね
むしろ死を軽々しく扱っていて、不愉快でさえあったくらいです

見続けているうちに、死んだ人間が起き上がりで復活したりして

この物語の中では、死ぬ事は、死ではなくて、
吸血鬼側になるという、通過儀式であって、
あんまり現実的に受け止めないほうが良いんだな、と理解してくると

これはこれでアリかなとは思うようになった、というところです

同じ原作者の「十二国記」は見てましたか?

主人公の女子高生が異世界へ渡って血筋で王になるという良くある話なんですが

同級生の暗い子が向こうの世界へ行って、主人公だけ血筋で
王になるのが気に入らなくて、体売ってまで権力を得て
主人公を邪魔しようとか、なかなかドロドロな作風だなあ、とか思ってました


屍鬼って基本、ホラーというより、
吸血鬼側になる、人間側になる、みたいなテーマの話なんですね
見てると吸血側のほうも、学園紛争の内ゲバみたいな展開になってて
それはそれで、面白いなーと思ったりしました

今日的じゃないとは思うんですよね

記事で上がってましたが
ABは右肩上がりという事で、売れてる話なんだとは思うんですが
屍鬼とは内容的には、そんなに違う物語でもないと思うんですよね

登場人物はみんな一度死んだ人間、それぞれに悲しい悲劇を背負っていて
順番に悲劇を開示していく

みたいな構造で、いかにも泣きエロゲの手法って感じですよね

悲しいよ~シコシコ~って感じで、手軽に感動して良い物見て
良い気分になったかのような気分にはさせられて
これは見なければ、みたいにはなるんだと思います
(その辺が、売れる物語の要素の一旦だとは思うんですが)

読み手のほうも慣れていて、良い部分というのは安直に理解(伝わる)んだとは思うんですが

私自身は、もうお腹一杯なので、それほど関心はしなかったですけどね

今の子には、グッと来るんだろうなあ、とは思ったりはしました

ひぐらしのほうは、複雑な気分でしたね

これ面白いのかなあ?というか、

あの作品って、バトルロワイヤル以降の作風ってことになるんだろうな
とは思うんですね

抵抗はあるんだけど、友達と殺しあわなければいけない展開
友達同士で殺しあいたい動機とか、


何らかの今日的な読者には訴えかけるものがあるんだろうなあ
とは思うのですが、自分自身は、まったく共感できる部分は無かったりします


面白いから売れるとか、そういう尺度で見て言っても
自分自身の好みでは、じぶんは面白いけど売れないだろうねえ、とか

自分では全然面白くも見えないけど、売れるだろうねえ、とかいう見識もあります


俺の妹、は面白いですね
作品世界が、現実的で、共感が持てます

魔法の力もないし、クラスメートが宇宙人でもないし
当たり前の中学生と高校生で、環境が日常的で
共感しやすいんでしょうな

近頃では、となドラとか、バンブーブレードとか、
荒唐無稽な要素がなくて好ましいです

結局、基本の基本、登場する人間の人間性がちゃんと書かれて無いと
面白く見る気が出ないというところかも

話自体は荒唐無稽の世界でしたけど、人物は良く描かれていて
ソウルイーターとかは面白かったです

同人の即売とかは、なんともわかりませんね~

正直テーブルでパラ見して、その場で、購入まで決めるって
どうなんでしょうね

絵柄で興味を持つ持たないはあるとは思うんですが
内容に関しては、どこまでを求めているのか?
って所はありますね


エロ、パロディ、みたいなフックが無い、
オリジナル、健全同人となると、基本は固定客をこつこつ増やすみたいな
形じゃないんですかね?

一見さんで、絵柄で来て、開いて、内容で、を、と思わせて
買うまでに至らせるとなると、なにかで、フックを見せて買わせる
ってわけですしね

大きい共通項っていうのはなかなか無いんじゃないかなあと

本人が、本気で好きなんだろうなあ、みたいな熱意なのかなあ?とか

ナルトの人は本気で忍者好きなんだろうなあ、とは思うし
ワンピースの人は、本気て海賊家業の荒くれ者が好きなんだろうなあ

とか感じはしますし


ぱっと見、屍鬼という作品には、なにが好きなんだろう?
と感じさせる気配は無いですしね


なんだかんだ、穏やかに、キングが好き、なのだろうけど
キング自体が余りメジャーともいえないですし

また長文ですまんことです

あうう

「十二国記」はみてないでげす~。
実は「AB」もみてなくて…。
あまりアニメみてないな(;´Д`)あうあう。

>登場人物はみんな一度死んだ人間、それぞれに悲しい悲劇を背負っていて
>順番に悲劇を開示していく

あーなるほどー。
そゆおもしろさもあるのですね~。

ひぐらしはわしもキャラクターに共感する部分はなかったですが、キャラクターの突然変異する狂気がみててひきこまれました。
あと謎かけの部分。

自分の創作同人誌、自分で自分の作品を分析するのはむつかしいので、どうしても他の作品を分析することによって、自分の作品に生かすというふうになってしまうのがむつかしいところででで。
腕のいい編集部さんがアドバイスしてくれればまた違うのでしょうけど、自分ひとりでやってくのはけこう心細くてなんともかんともです。

むろん販売数だけが面白さの基準ではないですが、原稿作成時間もかなりかかって印刷料金も何万円単位で、それで在庫残ったらカナシス…どう処分しよう…という…
(TT)。

アニメではないですが、
これ面白いのに売れてないなってのは普通にありますよ。

ただ自分の趣味がだいぶ偏ってるので
上記の「これ面白いのに」ってのが自分的に面白くても
世間的にそうでもないってのが多いのは知ってます・・・
時々悲しいです。

書き下ろしの小説とかOVAとか多数ありそうですねん。
テレビアニメや雑誌連載してるものならそれ自体が広告になってるので、サルベージ率もあがりませう。

こんにちは!
興味深い考察で、読みいってしまいました☆
屍鬼は全巻集めてます◎
原作&漫画、両方よんでる「読み手側」目線でコメントしますと、yukuは、あの不気味で陰鬱・悲哀のあふれるあの物語には、あれぐらいのポップな感じの絵の方が逆に独特な世界観があってよかったです(いちファンの感想として)
特に、沙子と静信が教会で落ち合うシーンや、平凡な村人たちがどんどん狂気を纏っていく様など、あのキャラデザインだったから「絵」になったのかなと思います☆
でも藤崎先生には申し訳ないですが、個人的には「あまり売れてない」方がうれしいかなー?
その方が応援し甲斐があるかも。。。

どもども、ありがとうございます。
このエントリー再び読み返してもなんか上から目線でいやな感じで申し訳なく…
(; ̄Ω ̄)

自分はアニメだけしか知らなかったのですが、漫画版を読みますと黒と白のコントラストのきいたすばらしい絵で、またアニメとは違った印象を受けました。

アニメと漫画もけっこう違うものですのね~。
残酷描写も多々ありましたしw

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