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「朝生・漫画規制条例議題」の感想と「東浩紀」さん評

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年始早々、「朝まで生テレビ」で例の東京都漫画アニメ表現規制条例についても少々議論するというので楽しみに見てました。

がっかりでした。
この問題について詳しい専門家が誰も出演せず、議論の核心にふれそうでふれられていなくて、フラストレーションたまりまくりでした。
まるでエロ漫画家の出演する経済討論会みたい。

チームラボ社長の猪子寿之さんや経済学者の池田信夫さんなど反対論陣張りまくりつつ心に残るいいことも言ってくれていましたが、具体論になりますとあまり詳しそうではありませんでした。

批評家・作家の東浩紀さんも、ツイッターで「もうこの問題にはいっさいかかわりません、関連番組にも出演しません」宣言を2回もしていますのに、自分の雑誌のトップにこの特集を持ってくるし朝生にも出演するというダブルスタンダード。

東浩紀さんは、都漫画アニメ規制条例は反対といいつつ「エロ漫画を嫌悪する人たちを納得させるだけの論をつくらないのが反対派の悪いところ・棚を分けるだけなので表現規制ではない・むしろ棚は分けるべき」という都の主張にそった意見ばかりを述べています。

「なぜ漫画規制条例が棚をわけるだけの問題ではないのか」「業界による自主規制の努力は日々行われており条例で規制するのは拙速」という反対論すら調べていない様子。

また「エロ漫画を嫌悪する人たちを納得させるだけの論をつくらないのが反対派の悪いところ」というのなら、その論をつくるのがもっとも得意なのは言論を職業とする東浩紀さんご自身なのだから、ご自分で論をつくればいいのに、それはしない。

東浩紀さんの漫画規制条例に関しての言動を長くみていますと、あまり悪い言い方をしたくはありませんが、条例反対といいながら反対論を展開していないので、ただ「難癖をつけている」ようにしかみえません。

ちなみに規制反対論者として都議会の参考人として出席なされた社会学者の宮台真司さんは、万人の納得できる反対論を構築しています。
ご自身でも「(自分の論を元に)規制賛成の人にもちゃんと説明すれば、ほぼ全ての人が同意してくれます」とラジオでおっしゃってました。

「エロ漫画がドラえもんと同じ棚にあり子供がいつでも手に取れる状況にある」という都の説明は嘘ですし、それでもエロ漫画に嫌悪を抱く人は宮台先生の論で説得できます。

反対派といいましても現在、統率された意思というものはなく、それぞれがそれぞれで得意なことを駆使して手持ち弁当で反対運動をしているという現状です。

山口弁護士はプロの法知識を用いて条文の問題点をわかりやすくブログに解説してくださってる。
大学准教授の藤本由香里さんは講義能力を用いて各種メディアで条文の問題点を広めてくださってる。

などなどなど。

ちなみに私は、ブログに反対意見を書いたり署名したり投票したり集会参加したりエロ絵を描いてます。
そのくらいしかできませんが、少なからず何かになってたらいいかなと。

反対派が統率されたきちんとした組織になっていれば、難癖論もひとつの意見として効果を持つとは思いますが、そもそも難癖が生きるような組織にはなっていないので。

だので東浩紀さんも「反対派はこういう論議をしないのがいけない」とばかり言うのではなく、批評家を職業としてこの問題に言及するのなら、もっと調べたり考察するなりして、ご自分でその論を構築して欲しいな、とは思います。

COMMENT

東浩紀さんはこの問題に長年取り組んでまいりました。
彼は宮台真司ともまあ対談するくらいの仲ですから宮台さんの論も知っているでしょう。
それを前提の上で 反対派の論は負けるといっている東浩紀氏。
彼の朝まで生テレビでの言動をもう一度振り返ってみましょう。
「法律とは上から被せるものではなく、相互に摩擦する多様な価値観を保護する為のものである(うる覚え)」
と猪子さんに対して朝生で言ってましたね。
これは法律規制の原理作用の認識の違いなんだと思います。(彼は長年、権力の作用について考察がされています。)
ここから僕流に東氏の言いたかった事を考えます。

エロ漫画やエロ同人などのオタク達の自由の表現活動を肯定したまま、またその価値を守ったまま
そういう漫画を嫌いな人達や3、4歳くらいの子供達に見せないようにする為の社会設計を作ろう という議論をするべきなのに
なんか反対派はこの条例が可決することによって、表現の規制がされると騒ぐから議論の方向性が変だ
と言っているんだと思います。
じゃあなぜ東氏は反対派の論陣にいるのか?それは我々と同じ反対派であるという認識
を変える必要がある。
なぜなら 環境管理型権力 による相互摩擦を防ぐ事を東氏は目指しているんだと思います。
漫画を嫌いな人達や3、4歳くらいの子供達に見せないような環境管理型権力を構築すれば
法律規制なんかいらないじゃないか と考えているのでしょうか?

とりあえず東浩紀氏の思考、哲学を理解しないと本当にわからないことばかりです。

>つでさん

コメントありがとうございます。
「法律とは上から被せるものではなく、相互に摩擦する多様な価値観を保護する為のものである(うる覚え)」 というのは私も賛成です。

ただ、エロ漫画が本当に小学生にも見られるような社会になっているかというと、かなり疑問なのです。
規制反対を主導してくれてる藤本さんや山口弁護士も、それは規制派のアジテーション(扇動)じゃないか、と疑問を呈しております。
反対集会でも、大きな争点の一つとして論議されています。

しかし東さんは規制派と同じ立場に立って、「エロ本は子どもがいつでもみられる状態である」という前提で主張を展開しておられる。
事実ニコ生での東さんは、雑誌協会の自主規制の仕事を知らなかったようですし。
小学生にエロ漫画をみせないようにする取り組みは、すでに長年行われ続けているのですね。

この条例改正案が市民の要望によって上がってきたものはないこと。
都庁職員が勤務中にPTAに81回も説明に訪れなければならなかったのはなぜなのか。
都庁職員が「このようなエロ本がドラえもんの横におかれているんですよ」と嘘の説明をするのはどうなのか。
PTAアンケートでも「有害図書の販売自主規制」を望む人は47.6%・「自治体による規制」を望む人は24.9%という結果が出てるのをどうみるのか。

東さんにはこのようなことを、せめてテレビで規制反対を名乗って論議するには、踏まえて議論していただけないかなと、と思ったしだいです。

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