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豊かな漫画表現を確保していくには?

【TAF2011】半年遅れのアニメアワード表彰式!
「分裂の危機を回避していきたい」ノイタミナ山本PがTAF問題に言及

ここからは個人的な話になるんですが、そんな作品やクリエイターを公に評価する、していただける場はなかなかありません。とても貴重な場だと思っておりますが、一連の都条例問題以降のゴタゴタは非常に残念で、力を合わせて、先ほど個人のクリエイターの方のおっしゃってきたように、"日本を元気にする"ため、分裂の危機を回避していきたいと思っております。我々も頑張ります
日刊サイゾーより

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現在、韓国や中国は国をあげてアニメや漫画を制作しています。
韓国の漫画絵イラストや中国アニメをみますと、技術的には日本を超えるものもかなり多くなってきています。

しかし肝心の物語といえば、日本のものを超えるものはまだないです。
漫画の物語面に関しては、おそらくこれからも日本漫画を超えるものは出てこないでしょう。

なぜなら韓国・中国は規制が厳しいから。
描いてはいけないものがたくさんあるから。

アメリカ漫画も規制を厳しくしたことで衰退していったという話しもあります。
参考:ウィキペディア-コミックス倫理規定委員会(アメリカ漫画規制委員会)

物語というのは、何も無いところに突然面白いものが生まれるということはありません。
慣用句や語彙が多ければ多いほど豊かな表現が生まれるように、ありとあらゆる作品群作品ジャンルがひしめきあってこそ面白いものが生まれるのです。

網の目はより広くよりたくさんあってはじめて極上の魚がとれるのです。

そんな日本でも、漫画表現規制の歴史をみますと徐々にその規制は強まっています。

石原都知事はテレビで「あの規制はエロのみを規制する条例だ」と言っていますが、それが嘘なのは2011/01/11エントリーでも書いたとおり。
エロのみを規制する施行規則にはなっていません。

ちなみに20年前、私の描いたエロ漫画の載った雑誌はどこのコンビニでも立ち読みできました。
しかしすでに、漫画規制都条例を改正しなくても(改正しなくても)、自主規制によって立ち読みはおろか販売できない仕様になっています。

未来を予測するのには過去の歴史を俯瞰で見ることが大切です。
過去の歴史から現在に至るまでの延長線上に未来はあります。

参考
日本でのマンガ表現規制略史(1938~2002)
表現規制の歴史をふりかえってみようか

徐々にではありますが、このままマンガ表現規制が厳しくなっていけば、日本漫画が中国・韓国・アメリカ漫画のようになっていまうのは、漫画好きならば誰もが予測できるものです。

では、どこで歯止めをかけるのか?
TAF分裂を否定するのであれば、何を持ってして歯止めとするのか?
日本に、アメリカコミックス倫理規定委員会のようなものを作らせないためにはどうすればいいのか。

豊かな表現の生まれる土壌はただでは手に入りません。
タダ乗りはいかんですよ。
TAF分裂を否定するのであれば、山本プロデューサーさんにはぜひ対案を出して欲しいところではあります。

私はいち漫画ファン・いちアニメファンとしてTAF分裂を評価します。

いじめられっこはなぜいじめられ続けるのかといいますと、いじめっこはいじめることにリスクがないからです。
10発殴るごとに1発殴り返されるとか(そう、たった1発でいいのです)リスクがあるとわかれば、いじめることにも躊躇が生まれます。

TAF分裂危機回避できてハッピーになったとして、でははたして10年後は20年後はどうなっているでしょう。
新たな規制案が出てくることは確実でしょうね。

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